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イベント企画時のコンセプトについて

 

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 突然ですがわたしは、「人が人として人の中で生きている以上、皆、“演者”である」と思っています。

家族に見せる顔、友人に見せる顔、職場での顔、親戚へ、初対面の人へ...などなど、無意識的に各々演じ分けているのではないでしょうか。

 言葉の響きは悪いかもしれませんが、私は至極当たり前のことだと考えます。

 例えば、親への態度と職場の上司への態度が全く同じなんてことはありえないですよね。

 演じている自分=つくりものという意味合いではなくって、

 “お互いにお互いの環境下や関係性に応じて、それぞれの顔(態度・キャラクター)ができあがっていく”という考え方です。

 昨今“本当の自分”という言葉をよく耳にしますが、必要なのは、本当の自分でいつづけることではなく、いかに自然に“無理なく演じつづける”ことができるか。ではないのかなあと思います。

 なぜなら、演じている部分も含めて全て自分自身であるから。だから、誰かのまえでは本当の自分ではないと思わなくても大丈夫。よっぽど無理したキャラクターをつくり自分をすり減らしていないかぎり、誰かと関わっている時間は、それ相応の顔をしていて当然なのです。

 ですが毎日お仕事や学校、家庭で自分以外と接する時間が長くなればなるほど、もともとあった自分自身と迷子になることがあります。それを回避するために、ただただ心が夢中になれる時間や空間を持つことが重要になると考えています。

 この、“意識的に頭をからっぽにした状態で心が夢中になれる”ことによって、本当に自分が求めていることを知り理解する。それこそが、本当の自分=自分のための自分なのだと思います。

 自分が潜在的に求めていることを理解すると、日々のストレスを緩和させることができたりうまく解消できたり、

気持ちの切り替えが楽にでき、心地よく生きていくことができるとわたしは信じています。

 人間社会でわたしたちは、ヒューマンでありパフォーマー(演者)でもある。

 Yukiö 企画のイベントやワークショップが、生涯無理なく演者(パフォーマー)でありつづけるためのヒントやきっかけになれば本望です。

 そのような想いで今後も活動を行なってゆきます!

 お楽しみにしていただけたら嬉しいです。

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Yukiö

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